漢方薬ガイドmyKampo| 漢方薬の種類

漢方の種類

 

植物や鉱物・動物・昆虫などを加工したものを「生薬」といい、生薬を複数組み合わせて作られるのが漢方薬です。16世紀、中国でまとめられた薬学書「本草綱目」には約2000種類が掲載されています。

生薬の大部分は植物由来ですが、用いられる部分は葉・根・花・皮・種・茎・果実など様々です。風邪をひいた時に飲まれる葛根湯に使われている葛根(カッコン)は、文字通り葛の根の部分。ミカンの皮、陳皮(ちんぴ)を使った漢方薬は胃腸機能の調整に使用されます。甘味料としても用いられる甘草(カンゾウ)もよく使われる生薬の一つです。甘草には咳やけいれんの痛みを鎮める作用があります。食材としておなじみのショウガも生薬の一つ。根茎の皮をむいて蒸してから乾燥させたものを乾姜(カンキョウ)と言い、冷え性の改善や腰痛・腹痛に有効です。

鉱物由来のものとしては石膏や琥珀があり、動物由来のものとしては鹿の角・マムシ・ムカデ・牛の胆石などがあります。

漢方薬の形状としては湯剤・散剤・丸剤・軟膏などの種類があります。湯剤は生薬を煎じて服用するものです。現在は医療用として多くのエキス剤が作られており、簡単に使用できるようになっています。

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