漢方薬の名前(1)
漢方薬の名前は難しい漢字ばかりで読めない。名前を見てもどんな薬なのか分からない。
誰でも最初はそう思うでしょう。しかし、実は漢方薬の名前には法則があるので、それを知っていればどんな漢方薬なのか、ある程度の判断がつくようになります。
漢方薬の名前を最初の部分と最後の部分(漢方薬の名前(2)に続く)に分けて見てみましょう。
名前の最初の部分
配合されている生薬の名前がついているタイプ
例えば、風邪の初期段階によく飲まれる「葛根湯(かっこんとう)」は葛(くず)の根を主な原料とする漢方薬です。複数の生薬が含まれている漢方薬の場合、その生薬の最初の文字をつなげ合わせた名前が付けられているものもあります。
薬の効能を表しているタイプ
胃腸の働きを良くして体力を回復させる機能を持つ漢方薬「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」。名前の中にある「中」とは胃腸のことを指し、「補中益気」で胃腸機能を補って体力=元気を取り戻すという意味となります。
上記の1と2を合わせたタイプ
配合されている生薬の名前と、その効能を示している名前です。例えば半夏という生薬を用い、不安・神経症状を取り除く効果があるとされる「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」など。
数字がついているタイプ
名前の冒頭に数字がついている漢方薬があります。これは使われている生薬の数を表します。例えば「五苓散(ごれいさん)」「三物黄ごん湯(さんもつおうごんとう)」。
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